よきかな、揚輝荘  ~覚王山に佇む~

茶屋ヶ坂公園の近く、覚王山日泰寺の付近の揚輝荘に行きました。
覚王山界隈は高級住宅地で、揚輝荘の庭園は高級マンション(億ション!)の通路を通って北園と南園が繋がっていて、今でもセレブな雰囲気が佇んでいました。
いいなぁ。お金持ち。

揚輝荘(ようきそう)は、
松坂屋を「いとう呉服店」から百貨店に変身、成功させた初代社長、伊藤次郎左衛門祐民(いとうじろうざえもんすけたみ)氏の建てた別荘です。
伊藤次郎左衛門祐民氏が、大正から昭和初期にかけて覚王山の丘陵地に建設し、かつては迎賓館、社交場として華やぎ、国際的なコミュニティを形成した場所でもありました。
最盛期には、建築的・歴史的価値の高い30数棟に及ぶ建物がありました。

その後、
主要な部分として保存された庭園と建物が、平成18年度末に名古屋市に寄贈され、
平成20年5月に、5棟の建造物(聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋)が市指定有形文化財に指定されました。




揚輝荘(ようきそう)入口
奥に見えるのは億ションの一部で揚輝荘に駐車場はございませんが、日泰寺がすぐ近くです。

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揚輝荘は100周年を迎えました。
1918年(大正7年) 「三賞亭」が、茶屋町本家(中区丸の内二丁目)伊藤家本宅から移築。
「揚輝荘」という名前が付きました。
名前の由来は、この地が月見の名所であったところから、祐民氏が漢詩の一部「春水満四澤、夏雲多奇峰、秋月、冬嶺秀孤松」からとったものといわれています。

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北園と南園に分かれていますが、通路を歩いて移動できます。
庭園は無料で、南園にある「聴松閣」(ちょうしょうかく)内部見学は有料です。

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北庭園は、京都の修学院離宮の影響を受けたと考えられる池泉回遊式庭園です。
半夏生(ハンゲショウ)が見られました。

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庭園に佇む、『三賞亭』
大正7年、茶屋町(中区丸の内)の伊藤家本宅から移築された揚輝荘最初の建物。
煎茶の茶室で竹のなげしなど、東洋風のデザインが見られます。

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三賞亭

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この文字も、きっと名のある人による筆かと思われます、、、。






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『白雲橋』(はくうんきょう)
修学院離宮の千歳橋を模したと言われます。
龍の天井画、手彫りの白木擬宝珠などに趣向が凝らしてあります。

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橋の屋根の部分の天井画は龍が描かれていますが、その中に女性の横顔が隠れていたという記事。

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龍のひげと鼻の部分が横顔に見える。

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橋の下に日泰寺の五重塔が映り込んで、逆さ五重塔が見えます。
水は汚いです、、、><

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もみじの緑も濃くなりました。
綺麗な庭園で、名古屋市内ということを忘れそうです。

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松坂屋の商売繁盛を祈願の、稲荷神社。

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豊彦稲荷

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石畳が石臼。

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石臼。

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土塀の一部。

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一段高い所に、どことなくジブリっぽい風景。

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5色の丸石で装飾されています。






『伴華楼』(ばんがろう)
昭和4年、鈴木禎次氏の設計により尾張徳川家ゆかりの座敷に洋室等を加えて建築され、洋風漂う横文字「バンガロー」をもじって(ばんがろう)と名付けられました。

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煙突はモノトーンの市松模様。
そして、カラフルな丸石。
お洒落ですね。昭和5年に、こんな建物があったのですねぇ。





伴華楼の一階部分は展示室になっていて、外から見れます。

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松坂屋関係。

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引き戸とガラスが昭和でいいですね。
うちの実家もまだこんな引き戸です。

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東洋っぽい、洋室。

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玄関部分の天井。

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高級マンションの通路を通り抜けて、南庭園へ。
松坂屋の瓦がありました。

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『聴松閣』(ちょうしょうかく)
南園のメイン建物。
昭和12年に建築された迎賓館で、ハーフティンバー(北方ヨーロッパの木造建築の技法で、半木骨造外壁)の外壁の山荘風です。
1階はインド様式、3階の客室は各国様式がミックスされています。

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平成25年に修復整備工事が完了しました。






玄関。

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聴松閣
中は展示室と喫茶室があります。
入場料300円。



揚輝荘
名古屋市千種区法王町2丁目5番地

地下鉄東山線「覚王山」 1番出口から北に徒歩約10分


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