霊仙山に咲く、ヤマシャクヤク

霊仙山の中腹には、石灰岩地質を好む山芍薬(ヤマシャクヤク)が咲くので、この季節はヤマシャクヤク目当てで登られる方も多いようです。






5月14日 霊仙山の中腹に咲く、山芍薬。

朝露に濡れるヤマシャクヤク

DSCF9706.jpg









何かとても大切なものを、やさしく包んでいるみたい・・・蕾。
愛しい姿でキュンキュンです。

DSCF9846.jpg








まーるい!ぼんぼりみたいで可愛いな。

DSCF9844.jpg








ふっくらと可愛いくて、純粋無垢な雰囲気がします。

DSCF9840.jpg

「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人を例えますが、自然体の山芍薬は派手な美人ではなく、和服が似合う色白素肌美人だと思う。


え?!わたし?
空き地の端やコンクリートの割れ目に、ド根性で咲くオオバコって感じです、あはは!








茎の高さは、30~40cm。
葉は3~4枚で互生し、茎の先端に直径4~5 cmの花を1個つけ、上を向いて開きます。
花弁は白色で5~7枚。
緑色の葉形の萼片があり、ふつうは3枚。雌しべはバナナに似た形状で3本あり、その周りに先端が黄色の雄しべが多数囲んでいます。











DSCF9855.jpg








一輪だけ、おしべの白いのが咲いていました。
花弁は先が少し尖った感じです。

DSCF9849.jpg








DSCF9703.jpg



芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)はシャクヤクの根を使った漢方薬だけど、真っ白でふっくらなお花を見ているだけでも身体に良さそうな感じがしました。







ヤマシャクヤクだけでなく、花の百名山の霊仙山には色々なお花が見られました!(見落としてきたお花も多々ありそうですが、、、)


登山口付近のお花

コンロンソウ(崑崙草)??

DSCF9669_20170518165500a50.jpg









エビネ(海老根)
ランの一種で、ジエビネ、ヤブエビネと呼ばれることもあります。

DSCF9673_20170518165501a31.jpg









DSCF9674_2017051816550208a.jpg









ウツギ(空木)

DSCF9862.jpg









キケマン(黄華鬘)

DSCF9675_20170518165504617.jpg








四~五合目付近
キンポウゲ(金鳳花)

DSCF9715_201705181655058b5.jpg









スミレ①

DSCF9732_20170518165508a77.jpg









スミレ②

DSCF9734_20170518165510e1f.jpg









山芍薬の足元で光を浴びていたイチリンソウかニリンソウ?

DSCF9845.jpg









七合目から上のエビネ

DSCF9751.jpg








DSCF9752_201705181655299c6.jpg









ネコノメソウ(猫の目草)

DSCF9758.jpg









マムシグサ(蝮草)

DSCF9838.jpg









タンポポもたくさん咲いていましたが、
何タンポポかよくわかりませんでした。

DSCF9743.jpg









キランソウ(金瘡小草)

DSCF9814.jpg









ナツトウダイ(夏灯台)

DSCF9860.jpg









ニリンソウ(二輪草)
山頂部カレンフェルトの中にたくさん咲いていました。

DSCF9788_20170518165756ccc.jpg









DSCF9805_201705190959428fb.jpg



早いもので、もう週末です。
霊仙山に行ってから1週間経ってしまったので、お花の顔ぶれも代わっていきますね。
榑ヶ畑登山口からのピストンではヤマビルにやられませんでしたが、同じ日、他のルートにはヒルがいたとのことでした。
これからは鈴鹿のお山は足が遠のきます、、、










スポンサーサイト

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

霊仙山② 広大な原野  ~カレンフェルトとドリーネ~

2017年5月14日 霊仙山(りょうせんざん)榑ヶ畑(くれがはた)コース の続きです。


霊仙山(りょうせんざん)七合目 お猿岩から山頂までは広大なカルスト地形が見渡せます。
山頂までは、八合目お池、九合目飯塚山を経由するルートがありますが、ドリーネが多く見られる谷側を通り山頂を目指しました。
ドリーネとは、石灰岩地域に存在する すり鉢状の溶食凹地です。







9:26 七合目お猿岩から眺める、飯塚山方面

DSCF9737_20170517153910a30.jpg








谷の道

DSCF9745.jpg








ドリーネに水が溜まってできた池

DSCF9748_20170517152606e0a.jpg








沢山のおたまじゃくし

DSCF9747.jpg








DSCF9754.jpg








踏み跡が出来ているところを通りましたが、注意が必要です。

DSCF9755_20170517152609cb9.jpg








動物の御遺骨。

DSCF9756.jpg








DSCF9757_20170517152612ecc.jpg







バイケイソウ 花はまだです。

DSCF9760.jpg







カレンフェルト

DSCF9768.jpg







広大です。
360度の眺望なので、ガスがなければ、遠くの山々や琵琶湖が見えのですが。
残念。

DSCF9771.jpg








原野の先が、霊仙山頂上です。

DSCF9774.jpg








10:21 霊仙山頂上 1084m。
ガスガスで真っ白。

DSCF9780.jpg








二等三角点にタッチ!

DSCF9781.jpg








時折ガスが途切れますが、ほぼ真っ白で遠くの景色を見ることができませんでした。
ここで軽くエネルギー補給。
偶然ですが、朝駐車場で隣に車を停められた男性二人組も休憩中でした。
近江展望台経由で周回されるとのことでしたが、私達は来た道を下ります。

DSCF9782.jpg








養老SAで買った、柿の葉寿司!
お山の上でピラフやオムレツ、冬ならおでんとかチーズフォンデュまで「山メシ」クッキングを楽しむ登山者の方もいますが、私はもう日々のご飯の支度でおなかいっぱい。
普段は買うことのない、コンビニのサンドイッチやドライブインのお弁当で楽ちんがいいです。

石灰岩の間にはニリンソウが咲いていました。

DSCF9783.jpg







DSCF9784.jpg








ニリンソウがたくさん!
これで眺望も良ければ大、大満足。

DSCF9788.jpg








石灰岩に擬態しているみたいな、ダナンの鯖。

DSCF9786.jpg








山頂をあとに、次は最高点に向かいます。
霊仙山は山頂と最高点があります。

DSCF9791.jpg









DSCF9789.jpg








10:48
最高点1098m。

DSCF9790.jpg








最高点からの景色もガスっていて真っ白です。
青空なら良かったのにな。

DSCF9794.jpg








次は飯塚山へ。

DSCF9798.jpg









経塚山(霊仙山九合目)

DSCF9801.jpg








カレンフェルトの中を気を付けて歩きます。
尖っている石灰岩もあって、転んだら痛そう。

DSCF9808_20170517153139e47.jpg









壮大ですね!
所々、窪んだドリーネを見ることができます。

DSCF9810.jpg







DSCF9813.jpg







DSCF9816_2017051715314337a.jpg








八合目 お池(俗称 お虎が池) 標高969m 霊仙神社が祀られているとのことですが鳥居しかありませんでした。
池と乾いた地面の境界がわからない感じで、縁の方はズブズブしていました。

DSCF9817_20170517153739ea1.jpg








琵琶湖の形をしていると、登山口の看板に書いてありました。
鳥居の左に立つと、なんとか琵琶湖に見えるかな。

DSCF9821.jpg








上から見たらこんな感じです。

DSCF9826.jpg









お池を少し過ぎたところからの風景。
薄っすらと琵琶湖が見えていました。
薄っすらです。

DSCF9828.jpg









あ!!何かいた!!

DSCF9830.jpg









アナグマ!
クマと言ってもアナグマはイタチの仲間です。
毛並みつやつやでした。
ひとに気が付いても慌てる様子もなく、のそのそと去っていきました。

DSCF9831.jpg









七合目からはまた樹林帯の来た道を下ります。

DSCF9835.jpg









朝より陽射しが出て、いっそう緑が濃く感じました。

DSCF9858.jpg








13:30 元榑ヶ畑集落の廃屋
木々の間から明るい昼間の光が射して、何かが降臨しているように見えました。

廃屋





13:37 駐車場到着

雨上がりで気温も上昇した5月14日では、まだヤマビルに会いませんでした。
結果論ですが、朝滴るほど大量にスプレーした「ヒルさがりのジョニー」(ヤマビル忌避剤)がもったいなく感じました。。。
霊仙山、とても楽しいお山でした。
ガスがなく眺望のいい日にまた行きたいお山です。




行動時間 6時間6分(休憩、散策含む)
移動距離 9.61km
 標高差 743m 



下山後は、醒ヶ井駅無料駐車場に車を停めて、地蔵川の梅花藻(バイカモ)の様子を見に行きましたが、まだ早すぎて咲いていませんでした。
その後、伊吹薬草の里文化センターで薬草湯に入りましたが、日曜の午後でとても混雑したので、烏の行水でした。
薬草湯はゆっくりと入りたいお風呂です。




次は、出会ったお花です。

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

雨上がりの霊仙山① ~榑ヶ畑コース~

霊仙山(りょうぜんざん)は、滋賀県の犬上郡多賀町と米原市にまたがる鈴鹿山脈の最北に位置し、標高1094 m。
山体は石灰岩からなり、なだらかな山の上部にはカレンフェルトやドリーネなどのカルスト地形が見られ、花の百名山に指定されています。
ただ、ヤマビルが多いことでも有名なので、初夏から晩秋まではヤマビル対策が必要です。

登山コースはいくつか整備されていますが、アクセスが良く最短距離で醒ヶ井養鱒場の林道先に登山口がある、榑ヶ畑(くれがはた)コースから登りました。


DSCF9685_201705152024522f7.jpg

          雨上がりで新緑眩しい登山道







2017年5月14日(日曜日) 晴れ時々曇り
自宅出発5時。
名神高速道路で関ケ原ICに向かいます。途中で養老SAに寄り、朝食用のパンや珈琲を買いましたが、養老SAにはコンビニがなかったので朝から豪華な買い物になりました。
6時30分関ケ原IC通過。関ケ原ICから登山口までのR21では、コンビニが3軒ありました。
IC降りてすぐにサークルK、途中ローソン、JR醒ヶ井駅手前の交差点『醒ヶ井東』のセブンが最後です。

醒ヶ井養鱒場(さめがいようそんじょう)の林道の先の、榑ヶ畑(くれがはた)コース登山口にはトイレがありません。

7時05分 駐車場到着。
(関ケ原ICからは一度コンビニに寄って30分。)
登山口すぐの駐車場に向かいましたが狭い林道をバックしてくる車があったので、すでに満車と判断し一つ下の駐車場に停めることができました。
徒歩1分くらいの一つ下の駐車場には5台程度停めれ、登山口すぐの駐車場は狭い林道の路肩も含め10台くらいでしょうか。
帰るときには、狭い林道の路肩に落石覚悟の車がぎっしりと停められていました。

駐車場

駐車場で朝食をとっていると次々と登山者の車が上ってきました。
一度は上まで行ってバックしてくる車や、そのまま上の路肩に停めたと思われる車、7時を境に駐車スペースの確保が難しくなるようでしたが、100~200mほど下にもスペースがあり帰るときにはそこも満車でした。

さて、夏にはヤマビルがうじゃうじゃいるという雨上がりの霊仙山。
今期は今のところヒル害にあったハナシを聞いていませんが、気温の上昇が予測される今日がその第一声になるやも。
ヒルに噛まれて流血は避けたいので、ヤマビル忌避剤を滴るほどスプレーして準備万端!

登山靴に履き替えるときに気が付いたのですが、駐車場の湿った地面にはびっしりと藻の仲間の「イシクラゲ」が生えていて、わかめみたいにぬるっとして触るとどろっと着くし、爪にも入り気持ち悪かったです。
昼過ぎに下山した時には乾燥してカリカリになっていました。
「イシクラゲ」のことは帰宅してからネットで調べたのですが、わかめご飯みたいにして食べる人もいてびっくりです!








7:45 駐車場から林道を1分で登山口。

登山口








前方の休憩小屋に登山ポストがあり、そのまま登山道に続きますが、帰りは砂利道を通りました。
小屋の前を過ぎてすぐ、足元に咲くエビネを見つけました。

DSCF9670_20170515202242094.jpg








エビネ

DSCF9674_2017051610365261a.jpg








小屋の前の案内図。
登山口、汗拭峠、見晴らし台、お猿岩、霊仙山頂上、最高点、経塚山、お虎が池、お猿岩、登山口の予定です。
山頂部のカレンフェルト、ヤマシャクヤクにわくわく!

DSCF9671.jpg








小さな谷に沿った狭い登山道を歩きます。
クワッ、クワッと、相当な数で鳴く蛙の合唱が響いていました。

この辺りは、戦時中はに約50戸、160人の榑ヶ畑(くれがはた)集落がありましたが、1957年(昭和32年)に廃村となりました。
集落の面影が所々に残っていて、故郷の集落の遠い将来を見るようで少し寂しい気持ちになりました。

DSCF9676_20170515202245497.jpg








もの悲しい廃屋

DSCF9677_20170515202247116.jpg









閉店中、山小屋「かなや」さん。

DSCF9679_201705152023397f6.jpg








JR醒ヶ井駅の前に、食事ができる喫茶店「かなや」があります。
そちらは下山後には営業中でした。

DSCF9680_2017051520234185a.jpg









「かなや」さんの手動飲料販売所

DSCF9682_20170515202448ed3.jpg








閉店中なので、料金は料金箱へ。

DSCF9683.jpg









感動しました!
素晴らしい販売所です。
日本の誇りですね!!

DSCF9684.jpg









美しい、美しい。
野鳥の声も響いて、癒しの緑。

DSCF9686.jpg









眩しいほどの新緑の中に、やまつつじが1本ありました。

DSCF9687.jpg









DSCF9689_20170515202457d3a.jpg








足がたくさんあるタイプの、ヤスデくん。
足がたくさんあっても、足が1本もなくても気持ち悪いけど、ここはこのひと達の領域。
そっと跨いでお邪魔します。

DSCF9691_20170515202458e50.jpg








DSCF9694_20170515202502a7c.jpg








四合目
山頂まで標識があり、安心です。

DSCF9696.jpg









スコップの木
この辺りから登山道は広く歩きやすくなりました。

DSCF9697_20170515202705bd6.jpg









DSCF9699.jpg








8:54 五合目 見晴らし台
残念ながら、遠くはガスって真っ白でした。

DSCF9707.jpg








ジグザグになった登山道を登っていきます。
昨日の雨のせいか、この先ドロドロで靴が重くなるほど捏ねて、滑りそうになりました。

DSCF9713_20170515202707382.jpg








六合目。
辺りは高い木がなく、開けてきました。

DSCF9718_20170515202709b94.jpg









立ち枯れの木。
登ってきた方向を見渡すと、木々の緑がもこもこでとても綺麗でした。
ガスが晴れるといいのになぁ。

DSCF9720.jpg









山頂までジグザグに登山道を登ります。

DSCF9721.jpg








DSCF9723.jpg








DSCF9724.jpg







山頂までずっとこんな感じのカレンフェルト地形です。
石灰岩が雨水で浸食されて、尖ったり、穴が開いたりしてゴロゴロしています。

DSCF9727_2017051520290944f.jpg








DSCF9729.jpg








ホオジロ
良く通る綺麗な声で鳴いていました。
七合目から山頂までの広野でよく見掛けました。

DSCF9739.jpg










9:25 七合目 お猿岩。
どんな感じでお猿なのかよくわかりませんが、山頂までなだらかな高原が広がります。

DSCF9735_20170515202912251.jpg








七合目 お猿岩から、山頂に続くカルストの広野。

DSCF9736_201705161018316c8.jpg




七合目お猿岩に到着するまでに、エビネ、ヤマシャクヤク、ニリンソウなど、色々なお花と出会いましたが、後でまとめて載せます。
登山口から道草しながら、七合目まで1時間45分。


次は、霊仙山頂上付近のカレンフェルトやドリーネなどのカルスト地形の散策です。

      ー→ 霊仙山② 広大な原野



テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール
テッキーの山歩きの続編です。名古屋からの日帰り山歩きと季節のお花・・・時々日常のひとこま。

tekky2

Author:tekky2

応援クリックうれしいです↓    ( *´艸`)
最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
楽天でお買い物
この苗が育ったら植樹できます~
まとめ