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南駒ヶ岳 登頂!

『南駒ヶ岳(2841m)から、仙涯嶺(せんがいれい)、越百山(こすもやま)へと、中央アルプスの稜線を歩く』の続きです。
 
  南駒ヶ岳①  ← ここまでの道のり 

標高2591m付近から見えたピークは岩の山でした。
目の前にあるのは背の高いハイマツの道。
登山道にまで生い茂る背の高いハイマツに行く手を阻まれながら進みました。
草藪や笹薮と違い、ハイマツの藪は抵抗が強く、また標高も増してきたので難航しました・・・

山頂はガスの中





そして、ハイマツを漕いで漕いで出た場所は、大きな岩の塊でした。

岩





良かった、道がある・・・

岩をまいて行く




そしてここはよじ登る・・・
う~ん、空が綺麗だねっ!

登る





よじ登ってみても、まだあんなに遠い・・・><
また、ハイマツをかき分けて進んで行きます。

まだ遠い





岩の上から振り返ってみると、雲の中にいるみたいでした。

雲の上





10:49
2700m地点
四合目登山口から5時間

2700m地点




2700m地点




岩





少し近くなった!
ハイマツをかき分けて進み、大きな岩に登り、またハイマツをかき分けて・・・

少し近づいた!





まさに岩の鎧。
太古の地殻変動が造り上げた岩の砦。

岩の鎧





すぐ横に赤椰岳、空木岳。
いつも遠くから眺める中央アルプスの山並みに、今、いる。

空木岳方面





細長い岩がコロンと割れて、乗っかった?!

岩の造形美





振り返って見下ろす。
ここを歩いてきた。

振り返る





ここを登る!

登る!





岩の上に立ったひとにだけ、見れるご褒美。

岩の上から望む北方面





大きな岩に登ったら、次を目指して降りる。
ここを降りてきました。
結構急峻です・・・

ここを降りてきた!





朽ちたハイマツ。

ハイマツ 白骨化





白い花崗岩と濃緑のハイマツの間から、ガスが上がってくる風景を幾度となく見ますが、とても幻想的です。
日常の雑踏からかけ離れた光景を目の前にすると、時間が迫っていることも、気が抜けない登山道を歩いていることも
一瞬忘れてしまう・・・

ガスが沸いて





山頂が近くなると、大きな岩に這い上がったり、よじ登ったり、

岩





次の手は、どこに置いたらいいのだろう・・・
三次元パズルを解くように、頭の中でシュミレーション・・・

岩





岩





次は、あそこを越える!

岩





やったっ!
山頂が見えた!!

山頂が見えた!





12:32
南駒ヶ岳登頂!
標高2841m
「やったーー !着いたーーー!」 思わず心からこぼれた言葉に、山頂で居合わせた3名の方たちも一緒に微笑んでくれました。
2700m地点の看板には『山頂まで45分』とあったけど、ハイマツと岩登りで2時間近くかかってしまいました。

南駒が岳 頂上!







ガスに包まれた頂上でしたが、北側の風景は時折姿が見えました。
赤椰岳、空木岳へと続く山並み。
その先は、先月登った駒ケ岳へと続きます。

赤椰岳、空木岳




南駒ヶ岳登頂が11時を過ぎたら、そのまま来た道を下山しようと思っていたのですが、
岩登りと深いハイマツが続いた険しい道を、疲労もたまってきた体で下山するのは危険だと思いました。

越百山(こすもやま)への縦走路は、色々な地図や資料では2時間半と書かれていますが、山頂で居合わせたベテラン陣によると「普通に歩いても3時間は、かかる」とのこと。
「でも、越百山(こすもやま)は道がいいから、ライトがあれば下山できるよ!大丈夫!」

越百山(こすもやま)は一昨年歩いたので登山道の雰囲気はだいだい覚えているし、分岐点がないので恐らく道に迷うことはないでしょう。
時間がかなりかかると覚悟して、仙涯嶺(せんがいれい)、越百山(こすもやま)までの稜線を歩き、越百山(こすもやま)から下山することに決めました。
大丈夫!
行ける!!


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テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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テッキーの山歩きの続編です。名古屋からの日帰り山歩きと季節のお花・・・時々日常のひとこま。

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