寧比曽岳③ ~伊勢神湿原と伊勢神宮遙拝所~

晴天に恵まれ遥か彼方の山々が遠望できると、見晴らしの良い寧比曽岳頂上はとても居心地が良く長居しました。
来た道で下山しますが、途中で木立の間に見えた木道がある湿原に寄り、朝は車道を歩いてきたところは登山道を通ります。
寧比曽岳頂上→太多賀峠登山口→伊勢神裏谷ルート→伊勢神峠登山口→駐車場

①伊勢神裏谷ルート
②寧比曽岳頂上


11:40 下山開始

12:21 太多賀峠登山口

12:43 伊勢神湿原

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伊勢神湿原
大多賀峠と伊勢神峠を結ぶ東海自然歩道の途中にありますが、すぐ横にある旧・県営「憩いの村愛知」は2001年に閉鎖され、その後管理する人もおらず荒れ放題となり、今は豊田市自然愛護協会が管理されているとのことでした。

「・・・ミズゴケの多い湿地にはバイケイソウ、ノハナショウブ、サワギキョウ、ゴウソ、タニヘゴ、ノギラン、ヒメアギスミレなどがあり、湿原周囲にはノリウツギ、ウメモドキ、イソノキ、イヌツゲ、オトコヨゾメが多く、アカマツ、アセビ、ハリギリ、リョウブなどがその外周にあり、ウメガサソウ、イチヤクソウ、ママコナ、クモキリソウ、クルマバハグマなどが見られる・・・」

とのことですが、干上がってしまったことがあるのか、寂しさが漂っていました。
少し楽しみにしていたので残念でした。
木道は健在です。

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トボトボ歩いていたら、トンボと目が合った。
ん、こっち見てる。

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唯一咲いていたバラ科の木。

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ギンちゃんも見~つけた!

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想像と違った荒れた湿原が残念でしたが、気が付いたら辺りではセミの声が響いていました。
姿は見えませんが、大合唱です。

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梅雨入り前(6月4日)に鳴くセミは、ハルゼミでしょうか。

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登山道から見える所に、アンテナ発見。

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辺りには資材が散乱していました。

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『無線システム普及支援事業』と書いてありました。

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13:25 伊勢神宮遙拝所

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伊勢が見える峠、、、いせがみ峠、伊勢神峠、、、が語源でせうか。

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多くの庶民にとって、伊勢神宮参詣は「一生に一度」とも言える大きな夢だった時代。
車社会、近鉄も便利な豊かな現代に暮らす一庶民としては、奥三河の山の中からお伊勢さんを遙拝する気持ちを想像すると、なんだか切なくも感じます。

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遙拝所の木陰で、静かに咲いていました。
ナルココユリ

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ウマノアシガタ

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ギボウシの葉っぽい。

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フタリシズカの4人バージョン

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セイタカサギゴケ(背高鷺苔) ゴマノハグサ科

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ナンテンショウの一種

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伊勢神宮遙拝所から林道をグネグネ下って伊勢神峠の登山口に降りると、「豊田市100年の森づくり構想」の石碑がありました。
平成17年の大合併で、豊田市は森林都市になりましたね。

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中馬の難所 伊勢神峠
「三河と伊那谷を結ぶ伊勢神峠は街道の変遷を知る交通博物館ともいえる。
中馬や善光寺参りの善男善女が歩いた峠の道(標高800m)馬車通行のため明治30年に造られた旧トンネル(標高705m、長さ308m)戦後自動車の大型化によって昭和35年にできた新トンネル(標高640m、長さ1245m)がある。
なお峠には伊勢神宮遙拝所もある。」と書いてあります。

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13:50
左の坂道が、伊勢神宮遙拝所に続きます。
道なりに右に行けば、20台程度駐車できる駐車場があります。
そして、まっすぐ先には旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)があります。
心霊スポットとして、私が二十歳前後の頃肝試しに来た友人が何人もいました。

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旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)
ザックにあるヘッドライト灯して中を歩いてみたかったのですが、やっぱりちょっと怖かった・・・

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1897年(明治30年)11月竣工。延長308m、高さ3.3m、幅員3.15m。
1960年(昭和35年)に現在の伊勢神トンネルが開通したため、ほとんど使われていませんが通行可能です。

2000年(平成12年)9月26日には国の登録有形文化財となりました。
中は照明がなく真っ暗で、出口がぼんやりと少しだけ明るく見えました。







『伊世賀美』と書くのですね。
暴走族の当て字みたい。

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トンネルの手前で、ユキノシタがひっそりと咲いていました。

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14:00 駐車場到着。
朝の先客はもう帰られたようで、今日は合計2台だったのかな。

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6月ですが涼しい山歩きで、日帰り温泉に寄らずに早めに帰宅し、茶臼山芝桜まつりの渋滞に合うこともなく快調でした。






ねびそ_伊勢神峠


活動時間 5時間58分
活動距離 10.86km





山歩きに出かけた日は、疲れて夕食を作るのが毎度おっくうに感じるのですが、寧比曽岳から帰ると田舎の母から『ほうば寿司』が届きました。

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『ほうば寿司』は初夏の郷土料理で、私は一番大好きです。
長靴を履いて山に行き、一人で朴ノ木の葉を採り、一枚一枚布巾で拭いて、酢飯と具を載せて御櫃(おひつ)に収めて重しをします。
そんな母の姿を想いながら美味しくいただきました。感謝。



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テッキーの山歩きの続編です。名古屋からの日帰り山歩きと季節のお花・・・時々日常のひとこま。

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