永保寺御開帳 3月15日
多治見市の虎渓山永保寺は毎年3月15日が御開帳の日で涅槃会(ねはんえ)法要の後、宝物が一般公開
されます。
永保寺は、鎌倉時代(1313年)に開創され、正式名称は臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺。
鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定され、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。
紅葉の季節には何度も行きましたが、御開帳の3月15日は初めてです。
今日も風通しのいい場所に行きました。
無際橋(むさいきょう)と国宝建造物の観音堂。
美しい。
日本中、世界中、浄化されたらいいのにね。
美しい風景と風通しのいい空間に、流行りの疫病のことを一瞬忘れることができました。
六角堂(霊擁殿)
梵音巌(ぼんのんがん)とよばれる断崖(だんがい)の上に建っています。
中には千体地蔵が祀られています。
岩の間に流れ落ちる一筋の滝は、虎渓山近くに広がる しでこぶし群落付近の湧水が源流だそうです。
朝は、多治見ICより手前で濃霧が発生していて、高速から見える恵那山も雲海をまとっているようで幻想的でした。
池の水面にも少しもやがかかっているように見えました。
国宝建造物 開山堂 正称 無相堂
足利尊氏の寄進により、室町時代の文和元年(1352年)に建立されたとされます。
祠堂には夢窓国師と仏徳禅師の塑像が安置され、その背後には仏徳禅師のご遺骨が納められています。
いつもは開かずの扉の、開山堂。
靴を脱いで、中に入りました。
天井部。
夢窓国師と仏徳禅師の塑像
床部は瓦だと伺いました。
国宝建造物 正称 水月場。
鎌倉時代の正和3年(1314年)に、夢窓国師により建立されたといわれる日本で唯一現存する仏殿です。
須弥檀(しゅみだん)上の岩窟式逗子(がんくつしきずし)の中には、聖観世音菩薩坐像(しょうかんぜおんぼさつざぞう)が本尊として祀られています。
有り難い聖観世音菩薩様にお参りしました。
こんなに近寄って畏れ多い気分です、、、。
須弥壇上の岩窟式逗子(がんくつしきずし)は、永保寺の傍を流れる土岐川の流木だそうです。
観音菩薩像の裏に廻ったら、仏様の絵がありました。
住職様にお尋ねしたところ、この画はお地蔵様だそうです。
崖の上の六角堂にもお地蔵様が祀られていますよと、教えてくださいました。
本堂
2003年の火災で本堂と庫裏が全焼しましたが、市民を中心とした募金活動によって2007年に庫裏が、2011年6月に本堂が、以前と同じ姿で再建されました。
初めて中に入りました。
虎の屏風を見ると、連想するのはあの有名な小僧さんの虎退治のおはなし。
半世紀生きているのに陳腐な発想です、、、、(@@)
県指定重要文化財の涅槃図(ねはんず)
フラッシュ焚かなければ撮影してもいいそうです。
本堂の中には、有り難い掛け軸が公開してありました。
勿体無や、もったいなや。
観音堂の傍のアセビは満開でした。
何年か前に虎渓公園でハルリンドウが咲いているのを見たのですが、場所を忘れてしまい見つけることができませんでした、、、><
残念賞でした。
来年の3月15日は月曜日です。
されます。
永保寺は、鎌倉時代(1313年)に開創され、正式名称は臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺。
鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定され、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。
紅葉の季節には何度も行きましたが、御開帳の3月15日は初めてです。
今日も風通しのいい場所に行きました。
無際橋(むさいきょう)と国宝建造物の観音堂。
美しい。
日本中、世界中、浄化されたらいいのにね。
美しい風景と風通しのいい空間に、流行りの疫病のことを一瞬忘れることができました。
六角堂(霊擁殿)
梵音巌(ぼんのんがん)とよばれる断崖(だんがい)の上に建っています。
中には千体地蔵が祀られています。
岩の間に流れ落ちる一筋の滝は、虎渓山近くに広がる しでこぶし群落付近の湧水が源流だそうです。
朝は、多治見ICより手前で濃霧が発生していて、高速から見える恵那山も雲海をまとっているようで幻想的でした。
池の水面にも少しもやがかかっているように見えました。
国宝建造物 開山堂 正称 無相堂
足利尊氏の寄進により、室町時代の文和元年(1352年)に建立されたとされます。
祠堂には夢窓国師と仏徳禅師の塑像が安置され、その背後には仏徳禅師のご遺骨が納められています。
いつもは開かずの扉の、開山堂。
靴を脱いで、中に入りました。
天井部。
夢窓国師と仏徳禅師の塑像
床部は瓦だと伺いました。
国宝建造物 正称 水月場。
鎌倉時代の正和3年(1314年)に、夢窓国師により建立されたといわれる日本で唯一現存する仏殿です。
須弥檀(しゅみだん)上の岩窟式逗子(がんくつしきずし)の中には、聖観世音菩薩坐像(しょうかんぜおんぼさつざぞう)が本尊として祀られています。
有り難い聖観世音菩薩様にお参りしました。
こんなに近寄って畏れ多い気分です、、、。
須弥壇上の岩窟式逗子(がんくつしきずし)は、永保寺の傍を流れる土岐川の流木だそうです。
観音菩薩像の裏に廻ったら、仏様の絵がありました。
住職様にお尋ねしたところ、この画はお地蔵様だそうです。
崖の上の六角堂にもお地蔵様が祀られていますよと、教えてくださいました。
本堂
2003年の火災で本堂と庫裏が全焼しましたが、市民を中心とした募金活動によって2007年に庫裏が、2011年6月に本堂が、以前と同じ姿で再建されました。
初めて中に入りました。
虎の屏風を見ると、連想するのはあの有名な小僧さんの虎退治のおはなし。
半世紀生きているのに陳腐な発想です、、、、(@@)
県指定重要文化財の涅槃図(ねはんず)
フラッシュ焚かなければ撮影してもいいそうです。
本堂の中には、有り難い掛け軸が公開してありました。
勿体無や、もったいなや。
観音堂の傍のアセビは満開でした。
何年か前に虎渓公園でハルリンドウが咲いているのを見たのですが、場所を忘れてしまい見つけることができませんでした、、、><
残念賞でした。
来年の3月15日は月曜日です。
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